こちらもKARENAのラストで是非ともオーダーしたかったUチップ。
デザイナーの村瀬さんのアドバイスで、ドレッシーな印象に触れるセンターシームが有るモデルでなく、トゥの美しい曲線が主張しレディースシューズの色気も感じるセンターシーム無し、そして取り外しの出来るキルトを付けました。
素材の鞣しは原皮の持つシボや皺の素材感を活かす植物タンニン鞣しですが、落ち着いて中性的に仕上がるカーフではなく、CULATTA という馬の臀部から足脚部までを使ったイタリア産の革で、渋い光沢を放つ骨っぽい印象のマテリアルを使っています。
脚を知り尽くしエレガントでモダンな感性に溢れるデザイナーのセンス、フォルムやディティールが古いイタリア映画の様に官能的に美しいENZO BONAFEの靴づくり、それらの素晴らしい背景を活かした、クラシックでモード、中性的な儚い美しさと男らしい力強さ,ダンディズムが融合したニュースタンダードな靴に仕上がったと思っています



・Le Yucca’s Y31619＋Frangia CULATTA LUX　size-40,41,41h,42,42h　154,000円