¥49,500(税込)
日本製
size6 着用
僕が大好きなブラウンコーデュロイのスラックス。
特にタック入りのタイプの素朴なオジさんっぽいのに弱く、公私を問わず追っかけています。
好きなモノだけにハードルが高く、ブラウンの発色、生地のボリューム感、シルエットの太さ、細かく見て行くと買い付けたり、お買い上げしたりに至るお気に入りはなかなか有りません。
J.PRESS ORIGINALSの型紙で作られたワイドなボリュームな美しいシルエット、程よい厚みとコシは有りながら重たくなくバサ付かないコーデュロイの素材感、ミディアムとダークの間くらいでスビンコットン特有のツヤを纏ったブラウンカラー。
さすがのCIOTAさん、すべてがバッチリです👌。
デザインは 1920年代、英国のオックスフォード大学の学生が、禁止されたニッカーポッカーズを隠せるように好んで穿いたと言われ、
ゆったりとした様子が袋(バッグ)を連想させることによって名称づけられバギーパンツの原型とも言われています。
のちにアメ リカ東部のアイビーリーグの学生にも広まりアメリカでも注目を浴びプリーツパンツのトレンドを作ってい ます。
いかにアメリカのルーツが英国にあるかが改めて伺えます。
そして、今回のオックスフォードバックスはJ.PRESS ORIGINALSで展開している
2タックのインプリーツで 当時オーダーメイドで作られたアーカイブサンプルを基につくられた型紙でCIOTAオリジナルファブリック で仕立てています。
アメリカントラッドでも流行をつくったこのJ.PRESSのオックスフォードバックスは
程よい太さで美しいシル エットになっておりしっかりと作られ、
アイビーの象徴ともいえるバック尾錠がポイントとなる唯一無二の モデルです。
生地は太畝コーデュロイ。
通常コーデュロイは高級原料使用する場合は、
地糸はレギュラー糸、パイル(畝)部分に高級原料を使用する事がスタンダードなのですが、
敢えて地糸にまで、SUVIN100%に拘り完全無双のSUVIN COTTON 100%のコーデュロイの素材です。
製織はコーデュロイは横糸の打ち込みがタテの倍以上になるのが特徴です。
安定して高密度で織るには織機も選定が必要な為、実績のある機屋さんでお願いしています。
出来た生機のヨコ糸をカットしていくパイルカットができる工場は、
もう日本には僅かしか残っていないのですが、
技術も安定したしっかりとした職人芸としての仕事をしてくれました。
P下までの仕上げで、太畝コールでは通常行わない毛羽の長さを均一にする特殊毛焼き工程を行っているので、
SUVINの持つ光沢に貢献しています。
加工はSUVIN COTTONらしく素材の良さが最大限に生かされる、レギュラーな仕上げをコーデュロイでも採用しています。
強度もあり、しなやかで深みのある色合い、着込めば着込むほど風合いも良くなり、経年変化も楽しめていく素材になりました。